2010年09月23日

対人的「気づかい」への移動と拡が...

対人的「気づかい」への移動と拡がりベナーたちはつきのように書いています。
「かかわりあい、関心をもつ、そうした条件を可能にすること、これがケアリング(気づかうこと)が優先するもうひとつのあり方である」「最後に、ケアリング(気づかうこと)は援助を与え受け取る可能性を作り上げる、それゆえ優先するのである」ハイデッカー流の孤独な「気づかい」は、次第に「看護」にみられる対人的な「気づかい」にまで広げられていくのです。
その結果、自分の生き方を「気づかい」、そのための道具として物をながめている孤独な人間は他人への「気づかい」をもつもう一人の人間に支えられ、癒されていく、そうした存在にまで変えられていくのです。
自らを「気づかう」ことでストレスに苦しむ患者に、看護婦の「気づかい」が注き込まれ、患者の閉じた心は開かれていく。
そうした可能性がここにうまれるのです。



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posted by ユッキー at 11:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月16日

ボランニーの「格率(格言)」とは...

ボランニーの「格率(格言)」とは、技能の世界でしばしば使われるカンどころや、コツを短い言葉で言ったもののことを指しています。
例えば、スポーツの世界ではよく「肩の力を抜け」といいます。
しかし本当に肩から力を抜いたら、プレイできなくなってしまいます。
この言葉の意味するのは「体の柔軟性をなくすな」などといった内容なのですが、それはある程度うまくならないと会得できないことです。
「格言」とは、あくまでも習熟した人にしか意味のない言い回しのことなのです。
ベナー理論の解説の多くがもちだすカントの「格率」行為の原則)とは、ひとまず関係ありませんので注意してください。



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posted by ユッキー at 12:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月14日

看護婦(士)と患者が、日常的世界...

看護婦(士)と患者が、日常的世界で役割を演じる人(世人)として出会う関係から、人間と人間として対面する関係へと移行する、この過程を、トラベルビーは次のような段階であるとしました。
(1)最初の出会い(2)同一性(identity)の出現(両者の間で同じものがうまれてくること)、(3)感情移入(empathy)、(4)同情(sympathy:sympathyの語源は「共に苦しむこと」)、(5)打てば響くような親密な関係(rapport)


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posted by ユッキー at 15:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月10日

ですから、患者と医師との間の人間...

サリヴァンは言います。
「患者の過去の対人的な場で、解決のないまま、パラタクシス的な形で残存しているもののうち、比較的重要なものを、次々に全部突き止め、解消させてゆく過程の中で、次第に、一種の「自己拡大」が進行し、その結果ついには患者は、大体他者とかかわっている姿が自己認識による姿どおりのものとなる。
こうなることが精神医学的治癒である」精神病を患者が経てきた人間関係から説明し、そうして患者と医師との人間関係の中で治療していこうとしたのが、サリヴァンの精神医学だったといえます。
ですからサリヴァンの理論は、病因となる成長期の人間関係について、理論と治療のためのこまやかでいきとどいた面接法からできています。
しかし、こうしたサリヴァンの理論は、精神医学においてあまり継承されませんでした。
精神医学では、やはり患者を医学的な対象とみる考えが主流だったのです。
また今日の精神医学では、患者へと係わっていくよりも、むしろ薬物によって患者を治療していくほうが主流となっているようです。
ですから、患者と医師との間の人間関係による治療によって、患者の自己を健全な姿へと変えていこうというサリヴァンの考え方は、精神医学よりも、むしろカウンセリングの理論家ロジヤーズに継承されることになりました。



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posted by ユッキー at 14:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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